【短編】弟はキューピッド!?
「なによ」
いぶかしげに俺を見る姉貴。
俺はゆっくり、言葉を発する。
「姉貴、バレーってかっこいいだろ?
あれはな、真っ直ぐに思いを打ち込むからなんだよ。
先輩のスパイクだって、真っ直ぐな気持ちが力になったんだよ。
俺、そんな気持ちすごく素敵だと思う。姉貴もそう思わない?」
「・・・っ、勇樹!」
ばいばい、となおもなにか言おうとする姉貴を残して
俺は足早に走り去った。