愛したがりのカラダがね…、《Berry's Cafe限定》-【完】

暫くすると森本君はニヤリと笑い意外な事を言ったんだ…


「バンザイしろよ」

「えっ?」

「ほら!!バンザーイって、手上げるんだよ」


森本君は私に見本を見せる様に両手を高く上にあげる。


「バ、バン…ザイ…?」


私も訳が分からないまま彼につられ手を上げる。2人揃って両手を上げてる姿がなんか面白くて「フフッ…」と笑った次の瞬間、森本君がいきなり私のTシャツの裾を掴み一気にに捲り上げた。


一瞬、何が起こったか分からずポカーンとしていたが、すぐにTシャツを脱がされた事に気付き、裸同然の私は慌てて両手で胸を隠し身を屈める。


「何だよ。ブラ着けてんのかよ」


少し残念そうに唇を尖らせる森本君を見て、あぁ…やっぱり着けちゃいけなかったんだ…なんて考えてると…あれ?フッと胸の締め付けが無くなった?


うそ…ブラが…


「森本君…いつ、ホック外したの?」

「俺の得意技!ブラの早外しの大会があったら、絶対優勝する自信ある」


森本君てば、何言ってんの?


「バカみたい…」


でもこれは、私の気持ちを和らげる為の彼の優しさだったのかもしれない。そう思うと、得意げな彼の顔がなぜかとても可愛く見え自然と笑みが漏れる。


「真央…やっぱ、お前は笑った顔の方がいい…」


森本君の大きな手が私の頬を包み込み優しく微笑んでる。その微笑みに緊張が解きほぐされ体の力が抜けていくのを感じた。


「真央は何もしなくていい。俺に任せておけばいいんだ。心配するな…」

「う…ん」


森本君の唇がゆっくり私の唇に触れる。


座ったままの格好で、私達は何度もキスを繰り返す。恋愛感情のないキスだけど、不思議とイヤじゃなかった。


なんか変な感じ…


怖くない…




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