愛したがりのカラダがね…、《Berry's Cafe限定》-【完】
「真央が最低なら、俺のセフレは全員最低以下だ」そう言って私を抱き締めた森本君が小声で囁く。
「今日から真央は、俺の女だからな…」
あ…
さっき朦朧とした意識の中で口走ってしまった"好き"という言葉を思い出し、私は焦った。
森本君の事は嫌いじゃない。でも…
心が揺れ動き、素直に頷く事が出来ない。
「…森本君には、沢山、女の人居るでしょ?私、セフレなんて無理」
すると突然、森本君がベットの下に置いてあった携帯を拾い上げ誰かに電話しだしたんだ。
「あっ、俺、悪いけど、もうお前とは会えねぇから…」
ピッ…
「もしもーし。俊だけど、もう連絡しねーから…そう!別れるって事!!」
ピッ…
電話のやり取りを聞いていた私は複雑な心境になり、森本君の携帯を持つ手をソッと掴む。
「森本君…そんな事しなくていい…別に私、セフレの人達と別れてほしいなんて言ってないよ」
けど、彼は真剣な顔をして「真央以外の女なんて必要ない」なんて言うから、何も言えなくなってしまった。
彼は次から次へと電話を掛け別れを告げている。延々と続く電話。7件目くらいまでは覚えてた。でも森本君の腕枕が心地よくて…
ダメだ…。眠い…
程よい疲れが、睡魔を誘う。
――― カシャ…
んっ? 何?
眩しい光を感じ薄っすら目を開けると、森本君が携帯で私の写メを撮っていた。
「も、森本君!何やってるの?」