同期が急に変わったら…。〜将生side〜


その週。



喫煙所で会った隆也に、

一緒に暮らしている事を報告したら、

『やっとか。』

と、吐き捨てられた。




とか言いながらも、

『夫婦としては先輩だから、
なんでも相談に乗るぜ。』

と、頼もしいセリフも吐いて行った。





そして。

小泉と宮野。




仕事終わりに3人で飯に行った。

さすがに言いにくい。



『課長、
桐谷さんとうまくいったんですね。』



突然の宮野からの発言。



『えっー!マジっすか?』


驚く小泉。



『まあな。そんな感じだ。』

『良かったですね。お似合いです。』

『課長〜、やるじゃないっすか。』

『そりゃどうも。』




二人ともニヤニヤしやがって。

ったく。





散々、

どうやって落としたんだ、とか

デートはどうしてるんだ、とか、

小泉はしつこかった。




まあ、適当に誤魔化した。




小泉がトイレに行ってる間に

宮野が話し出した。




『課長。
桐谷さん、大事にしてあげて下さい。』

『ああ。わかってる。』

『俺。…桐谷さんに惚れてました。』

『…だろうな。』

『知ってたんですか?』

『まあな。』

『……さすがですね。』

『いずみは知ってるのか?』

『言ってません。』

『そうか。』

『言う前に気付いたんで。』

『何を?』

『桐谷さんが、誰を見てるか。』

『……そうか。』




< 145 / 163 >

この作品をシェア

pagetop