同期が急に変わったら…。〜将生side〜
その週。
喫煙所で会った隆也に、
一緒に暮らしている事を報告したら、
『やっとか。』
と、吐き捨てられた。
とか言いながらも、
『夫婦としては先輩だから、
なんでも相談に乗るぜ。』
と、頼もしいセリフも吐いて行った。
そして。
小泉と宮野。
仕事終わりに3人で飯に行った。
さすがに言いにくい。
『課長、
桐谷さんとうまくいったんですね。』
突然の宮野からの発言。
『えっー!マジっすか?』
驚く小泉。
『まあな。そんな感じだ。』
『良かったですね。お似合いです。』
『課長〜、やるじゃないっすか。』
『そりゃどうも。』
二人ともニヤニヤしやがって。
ったく。
散々、
どうやって落としたんだ、とか
デートはどうしてるんだ、とか、
小泉はしつこかった。
まあ、適当に誤魔化した。
小泉がトイレに行ってる間に
宮野が話し出した。
『課長。
桐谷さん、大事にしてあげて下さい。』
『ああ。わかってる。』
『俺。…桐谷さんに惚れてました。』
『…だろうな。』
『知ってたんですか?』
『まあな。』
『……さすがですね。』
『いずみは知ってるのか?』
『言ってません。』
『そうか。』
『言う前に気付いたんで。』
『何を?』
『桐谷さんが、誰を見てるか。』
『……そうか。』