同期が急に変わったら…。〜将生side〜
いずみの向かいに座り、定食を食べる。
いずみは、先に食べ始めていたが、
俺の定食と自分の定食を
交互に見ては、
またもぐもぐ食べる。
相変わらず、いずみは俺を笑わせた。
どうやら俺の定食にすれば良かったと
後悔しているらしい。
『私もそれにすれば良かった。』
と、無邪気に言うから
思わず声を出して笑いそうだった。
もちろん堪えたけど。
食事を一緒にしているついでに、
明日からの出張についても
話しておこう。
出張の話をしながら、
近くのテーブルの社員達が席を立ち、
俺達の周りには、
人がいなくなったのを
俺はその時、確認していた。
『課長、戻りはいつですか?』
『木曜だな。』
俺の答えを聞いて
いずみは少し黙った。
『いずみ、寂しいのか?』
『えっ?』
俺のその一言で、
いずみは、急にキョロキョロし始め
後ろには席も無いのに、
なぜか後ろも確認する慌てようだ。
近くには誰もいないよ。
そんな事、俺がミスるかよ。
面白すぎる。