同期が急に変わったら…。〜将生side〜
『課長、社食行きません?』
昼飯抜きで仕事をするつもりだったが、
いずみに社食に誘われた。
本当は昼飯を食ってる時間が勿体ない。
やる事が山積みだ。
一度は断ってみたが、
いずみとやりとりする会話が楽しかった。
昼飯くらい行ってくるか。
明日から3日間、
いずみの顔も見れないしな。
『じゃあ、行くか。』
そう、いずみに言うと、
いずみは満足そうに笑っていた。
いずみより、
少し遅れて社食に向かう。
社食に行くと、
いずみは既に隅のテーブルに座り
俺に小さく手招きをする。
社食のピークの時間から
少し遅れ気味だったおかげで、
社食内に社員達の姿はまばらだった。
定食を選び、
いずみの居るテーブルに向かう。
俺達のテーブルの近くには、
数名の社員達もまだ食事をしていた。
そこに座っていた秘書課の子達が
コソコソとなにやら話している。
その中の一人の視線が痛かった。
ん?と思ったが、
軽く会釈だけしておいた。
まさかとは思うが、
なんとなくイヤな予感がする。