【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
そして、何かを察知したのか
「…もしかして、羽美花が泣いてるのはその服の事か?」
「………。」
私は黙ってしまった。
「…ダメか…気に入らなかったか…。
色がダメか?それとも柄か?」
「………。」
違う…凄く可愛いよ。
でも、これは…。
彼は残念そうな顔をすると
「…やっぱりダメだな。
俺…こう言うの良くわからないから。
羽美花が社食で
『ピンクも好きだけど、水色も好き。』
って、菊田や下里に話してたのを
遠くで聞いた事があって…。
別行動してた時に偶然通りかかった店で
それを見つけたんだ。」
と、私が着ている服を指差した。
「……えっ!?」
驚いてジッと見ると
「…ピンクもあったけど、こっちの方が
俺は羽美花に似合いそうだと思った。
今度から泊まる時に着て貰えたらと
思って買ったけど、ダメだったな…。」
えっ!?そうだったの!?
てっきり…私は…。
「…ち、違います!!」
私は悲しそうな表情になった
彼のガウンを掴んで否定すると
「…ごめんなさい!!
そんな事だって知らなくて
私…誤解して、勝手に勘違いして
泣いてました…ごめんなさい!」
まっすぐに見つめて謝罪した。
すると
「…じゃあ…何を勘違いしたんだ?
何を誤解したんだ?…言ってくれよ。」
彼がやや低い声で口を開くと
私の両肩に手を置いて
「…言ってくれよ。」
まっすぐに私を見つめた。
ドキッとしながらも
誤解をしたのは私だから
「…怒らないで…下さいね。
あの…てっきりこの服は
咲輝翔さんの元カノか元奥さんが
置いていった物だと思って…。」
俯きながら理由を話した時
「…馬鹿っ!!」
彼のカミナリが落ちて
同時に顎を上に向けられると
噛み付くように唇を塞がれた。
「…んんっ。」
すぐに舌が割り込まれ
強く吸われるように絡まり
息も止まるくらい濃厚なキスをされた。
「…もしかして、羽美花が泣いてるのはその服の事か?」
「………。」
私は黙ってしまった。
「…ダメか…気に入らなかったか…。
色がダメか?それとも柄か?」
「………。」
違う…凄く可愛いよ。
でも、これは…。
彼は残念そうな顔をすると
「…やっぱりダメだな。
俺…こう言うの良くわからないから。
羽美花が社食で
『ピンクも好きだけど、水色も好き。』
って、菊田や下里に話してたのを
遠くで聞いた事があって…。
別行動してた時に偶然通りかかった店で
それを見つけたんだ。」
と、私が着ている服を指差した。
「……えっ!?」
驚いてジッと見ると
「…ピンクもあったけど、こっちの方が
俺は羽美花に似合いそうだと思った。
今度から泊まる時に着て貰えたらと
思って買ったけど、ダメだったな…。」
えっ!?そうだったの!?
てっきり…私は…。
「…ち、違います!!」
私は悲しそうな表情になった
彼のガウンを掴んで否定すると
「…ごめんなさい!!
そんな事だって知らなくて
私…誤解して、勝手に勘違いして
泣いてました…ごめんなさい!」
まっすぐに見つめて謝罪した。
すると
「…じゃあ…何を勘違いしたんだ?
何を誤解したんだ?…言ってくれよ。」
彼がやや低い声で口を開くと
私の両肩に手を置いて
「…言ってくれよ。」
まっすぐに私を見つめた。
ドキッとしながらも
誤解をしたのは私だから
「…怒らないで…下さいね。
あの…てっきりこの服は
咲輝翔さんの元カノか元奥さんが
置いていった物だと思って…。」
俯きながら理由を話した時
「…馬鹿っ!!」
彼のカミナリが落ちて
同時に顎を上に向けられると
噛み付くように唇を塞がれた。
「…んんっ。」
すぐに舌が割り込まれ
強く吸われるように絡まり
息も止まるくらい濃厚なキスをされた。