【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
「…羽美花、話してくれよ。
俺達…恋人同士だろ?
君は俺の『天使の花』だろ?
俺だけの『姫』だろ?」
咲輝翔さんの言葉が切なそうに
私の鼓膜を揺らす。
『天使の花』『姫』
私に今まで言ってくれていた言葉。
嬉しいはずなのに
私は硬直して、黙ったままだった。
本当は言いたい…。
聞きたい…聞いて欲しい…。
あの男性から聞いた話。
元妻、静花さんの存在。
私との未来。
聞ける事が出来るなら洗いざらい…。
でも、恐い…。
ねえ、まだ咲輝翔さんは
静花さんが好き?
もし、まだ想っていたなら
私は都合の良い身代わり?
顔は似てる?
本当に静花さんは会いに来たの?
本当に復縁の約束をしたの?
悪い方向に行くばかりで
どう考えても私は疑っている。
もう私は完全に壊れていた。
確かめられずに、目に見えない恐怖に
私は追い詰められていた。
黙ったままの私に
「…羽美花、答えてくれ…。
何か言ってくれ…頼むから…。」
彼の辛そうな声がココロを締め付けた。
…言いたい。
私が口を開きかけた時
…“ピリリリリッ”…“ピリリリリッ”…。
彼のポケットから
携帯の呼び出し音が鳴った。
「「……!!」」
お互い“ビクッ”となり
彼の手が私の顎から一瞬離れ
「…ごめん。待ってて。」
そう言って携帯をポケットから
取り出したその瞬間
私はなぜか反射的に片方の手で彼の胸を
“ドン”と押していた。
「…あっ。」
少し怯んだ彼から離れた私は
「……ごめんなさい。
やっぱり…話せない。」
そう言い残すと、急いで背を向けて
“ガチャ”と鍵を開けて部屋を飛び出すと
脇目もふらずにフロアを走って逃げて
急いでエレベーターに乗った。
俺達…恋人同士だろ?
君は俺の『天使の花』だろ?
俺だけの『姫』だろ?」
咲輝翔さんの言葉が切なそうに
私の鼓膜を揺らす。
『天使の花』『姫』
私に今まで言ってくれていた言葉。
嬉しいはずなのに
私は硬直して、黙ったままだった。
本当は言いたい…。
聞きたい…聞いて欲しい…。
あの男性から聞いた話。
元妻、静花さんの存在。
私との未来。
聞ける事が出来るなら洗いざらい…。
でも、恐い…。
ねえ、まだ咲輝翔さんは
静花さんが好き?
もし、まだ想っていたなら
私は都合の良い身代わり?
顔は似てる?
本当に静花さんは会いに来たの?
本当に復縁の約束をしたの?
悪い方向に行くばかりで
どう考えても私は疑っている。
もう私は完全に壊れていた。
確かめられずに、目に見えない恐怖に
私は追い詰められていた。
黙ったままの私に
「…羽美花、答えてくれ…。
何か言ってくれ…頼むから…。」
彼の辛そうな声がココロを締め付けた。
…言いたい。
私が口を開きかけた時
…“ピリリリリッ”…“ピリリリリッ”…。
彼のポケットから
携帯の呼び出し音が鳴った。
「「……!!」」
お互い“ビクッ”となり
彼の手が私の顎から一瞬離れ
「…ごめん。待ってて。」
そう言って携帯をポケットから
取り出したその瞬間
私はなぜか反射的に片方の手で彼の胸を
“ドン”と押していた。
「…あっ。」
少し怯んだ彼から離れた私は
「……ごめんなさい。
やっぱり…話せない。」
そう言い残すと、急いで背を向けて
“ガチャ”と鍵を開けて部屋を飛び出すと
脇目もふらずにフロアを走って逃げて
急いでエレベーターに乗った。