【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
静かな室内に鍵を閉める音が
私の緊張感を張り詰めさせた。
私の前に立つ氷室部長…咲輝翔さん。
長身で端正な顔立ちで
切れ長の目が私を見下ろす 。
でも、まともに目を見れない。
どんな表情なのかわからないけど
この張り詰めた空気で何となくわかる。
…怒っているって事が。
少しばかりの沈黙を破って
彼が口を開いた。
「…羽美花。
どうして連絡をくれなかったんだ?
何度も連絡したのに…。」
「……。」
「…どうして、食堂で俺を無視した?
1課来た時も
俺からわざと目を逸らしただろ?
なぁ…どうしてだ?」
…低い彼の声。
怒ってる…その視線が痛いけど
私は何も言えずに俯いたままだった。
「…羽美花…俺を見ろよ!
俺の目を見て答えろよ!
なぁ…どうして避けるんだ?」
彼が私の顎に手を添えて
無理やり上を向かせた。
…“ドキッ”とした瞬間、視線が合った。
逸らそうにも顎を持ち上げられて
抵抗出来なかった。
「…羽美花。答えてくれよ。」
彼が呟いた。
端正な顔立ちで、切れ長の目。
でもその瞳は
今までに見た事ないくらい
辛く、悲しそうに歪んでいた。
「…まだ調子悪いのか?
何かあったのか?…話して欲しい。」
真っ直ぐ見つめる彼に
瞬きも忘れるほど私は硬直した。
すると
「…離れるな、羽美花…。」
彼の囁く声と共に
「…あっ…んんっ…。」
私は後頭部を引き寄せられると
強引に唇を塞がれて
噛み付くようなキスをされた。
「…んんっ!」
唇から強引に割り込まれた舌の侵入に
思わず私の声が漏れた。
誰も普段使用しないフロアだけど
ここは会社…。
ファイルを持ってない片方の手で
彼の胸を押して離れようとしても
“ギュッ”と、さらに強くて逞しい力で
引き寄せられて離れられない。
…荒々しくて激しいキス…。
野獣のように私を貪る唇が
強く絡みつく舌が
私に怒りをぶつけているかのように。
やがて、彼の唇が離れた。
2人を繋ぐ銀色の糸が“プツリ”と切れ
お互いの唇が濡れて
全身が“ゾクッ”と震えた。
でも、恐くて目を見れない。
私はやはりつい逸らしてしまった。
私の緊張感を張り詰めさせた。
私の前に立つ氷室部長…咲輝翔さん。
長身で端正な顔立ちで
切れ長の目が私を見下ろす 。
でも、まともに目を見れない。
どんな表情なのかわからないけど
この張り詰めた空気で何となくわかる。
…怒っているって事が。
少しばかりの沈黙を破って
彼が口を開いた。
「…羽美花。
どうして連絡をくれなかったんだ?
何度も連絡したのに…。」
「……。」
「…どうして、食堂で俺を無視した?
1課来た時も
俺からわざと目を逸らしただろ?
なぁ…どうしてだ?」
…低い彼の声。
怒ってる…その視線が痛いけど
私は何も言えずに俯いたままだった。
「…羽美花…俺を見ろよ!
俺の目を見て答えろよ!
なぁ…どうして避けるんだ?」
彼が私の顎に手を添えて
無理やり上を向かせた。
…“ドキッ”とした瞬間、視線が合った。
逸らそうにも顎を持ち上げられて
抵抗出来なかった。
「…羽美花。答えてくれよ。」
彼が呟いた。
端正な顔立ちで、切れ長の目。
でもその瞳は
今までに見た事ないくらい
辛く、悲しそうに歪んでいた。
「…まだ調子悪いのか?
何かあったのか?…話して欲しい。」
真っ直ぐ見つめる彼に
瞬きも忘れるほど私は硬直した。
すると
「…離れるな、羽美花…。」
彼の囁く声と共に
「…あっ…んんっ…。」
私は後頭部を引き寄せられると
強引に唇を塞がれて
噛み付くようなキスをされた。
「…んんっ!」
唇から強引に割り込まれた舌の侵入に
思わず私の声が漏れた。
誰も普段使用しないフロアだけど
ここは会社…。
ファイルを持ってない片方の手で
彼の胸を押して離れようとしても
“ギュッ”と、さらに強くて逞しい力で
引き寄せられて離れられない。
…荒々しくて激しいキス…。
野獣のように私を貪る唇が
強く絡みつく舌が
私に怒りをぶつけているかのように。
やがて、彼の唇が離れた。
2人を繋ぐ銀色の糸が“プツリ”と切れ
お互いの唇が濡れて
全身が“ゾクッ”と震えた。
でも、恐くて目を見れない。
私はやはりつい逸らしてしまった。