【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
俺は茫然となった。
…嘘だろ?冗談だろ?
静花…出してなかったのか?
妻の欄が何も書かれていない。
俺は記憶を手繰り寄せた。
先に双方の父親に保証人として
名前を書いて貰っていた。
そして、俺が名前を書いて
すぐにその場で
彼女にも書いて貰うつもりだった。
しかし、彼女から
『1人で浸りながら書きたい。』
そう言われて
その気持ちがわかる気もしたから
「わかった。」
と、彼女に渡したままだった。
あの後
『書いた』と聞いていたはず。
なのに、空欄だと言う事は
書いていなかったと言うのか…?
…嘘なのか?
出しておくと言った言葉は
嘘だったのか?
出したと送られたメールは
真っ赤な嘘だったのか?
引越し業者の段ボール。
部屋にいない静花。
空欄の婚姻届。
狐に摘ままれたような気分だ。
…あっ。
一緒に置かれていた
手紙が入ってるであろう
封筒に気づき、手に取った。
表には
『氷室咲輝翔様』
と、丁寧な字で書かれている。
…彼女の筆跡で間違いない。
俺は恐る恐る封筒を開けると
中に入っている便箋を取り出した。
三つ折りにされているそれを開くと
びっしりと何かが書かれている。
俺はその手紙を読み始めた。
…嘘だろ?冗談だろ?
静花…出してなかったのか?
妻の欄が何も書かれていない。
俺は記憶を手繰り寄せた。
先に双方の父親に保証人として
名前を書いて貰っていた。
そして、俺が名前を書いて
すぐにその場で
彼女にも書いて貰うつもりだった。
しかし、彼女から
『1人で浸りながら書きたい。』
そう言われて
その気持ちがわかる気もしたから
「わかった。」
と、彼女に渡したままだった。
あの後
『書いた』と聞いていたはず。
なのに、空欄だと言う事は
書いていなかったと言うのか…?
…嘘なのか?
出しておくと言った言葉は
嘘だったのか?
出したと送られたメールは
真っ赤な嘘だったのか?
引越し業者の段ボール。
部屋にいない静花。
空欄の婚姻届。
狐に摘ままれたような気分だ。
…あっ。
一緒に置かれていた
手紙が入ってるであろう
封筒に気づき、手に取った。
表には
『氷室咲輝翔様』
と、丁寧な字で書かれている。
…彼女の筆跡で間違いない。
俺は恐る恐る封筒を開けると
中に入っている便箋を取り出した。
三つ折りにされているそれを開くと
びっしりと何かが書かれている。
俺はその手紙を読み始めた。