【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
何が何だかわからず驚く私。
でも、これだけはわかるのは
私は抱き締められていると言う事。
そして
この腕と背後から感じる温もりは
「…咲輝翔さん。」
抱き締めてくれる手に
自分の手をそっと重ねた。
振り向かなくてもわかる。
私の最愛の人…氷室咲輝翔。
「…遅くなってごめん。
電話に出ていて目を離してしまった。
怖かったな?…もう大丈夫だ。」
その言葉を聞いた途端
私の体は嫌悪感から安心感に変わり
“ホッ”したと同時に
ポロリ…と涙が頬を伝った。
この光景に会場が一瞬シーンとなった。
口角をあげて微笑む藤堂兄弟と
ホッとしている菊田夫妻を除いて
亜美も平木君も周囲も
“ポカン”としながら私達を見ていた。
その隙に私を抱き締める彼は
お腹にまわした腕を解放すると
“ゴソゴソ”と
スーツの内ポケットから
何かを取り出すと
もう片方の手で私の左手を掴み
“スッ”と何かを差し込むと
まるで皆に見せびらかすかのように
“サッ”と私の左手を
前に差し出して見せた。
「……えっ!?」
私は目を見開いた。
差し込まれた左手薬指には
見覚えのあるデザインが施され
キラキラ輝く美しいダイヤモンドが
たくさん埋め込まれた
美しい指輪がはめられていた。
「Dear Lovely Angels…。」
私の口から漏れた言葉に
「…正解。羽美花が
チェックしていたデザインだ。」
彼は私に囁いた。
やっぱりそうか…。
守谷さんから『また、参考に』と
渡された新作のカタログを見ていた時に
一目惚れしたデザインだった。
いつの間に知っていたの?
いつあのジュエリーショップに
行ってたの?
想像以上にキラキラと眩しく
存在感を大いに主張するかのように
何もはめられてなかった
私の左手薬指は一気に輝いた。
そして彼は
『…羽美花…良く聞いてて。』
と耳元で囁くと、私達の目の周囲で
まだ“ポカン”としている皆に
わざと良く聞こえる声で
衝撃の言葉を口にした。
でも、これだけはわかるのは
私は抱き締められていると言う事。
そして
この腕と背後から感じる温もりは
「…咲輝翔さん。」
抱き締めてくれる手に
自分の手をそっと重ねた。
振り向かなくてもわかる。
私の最愛の人…氷室咲輝翔。
「…遅くなってごめん。
電話に出ていて目を離してしまった。
怖かったな?…もう大丈夫だ。」
その言葉を聞いた途端
私の体は嫌悪感から安心感に変わり
“ホッ”したと同時に
ポロリ…と涙が頬を伝った。
この光景に会場が一瞬シーンとなった。
口角をあげて微笑む藤堂兄弟と
ホッとしている菊田夫妻を除いて
亜美も平木君も周囲も
“ポカン”としながら私達を見ていた。
その隙に私を抱き締める彼は
お腹にまわした腕を解放すると
“ゴソゴソ”と
スーツの内ポケットから
何かを取り出すと
もう片方の手で私の左手を掴み
“スッ”と何かを差し込むと
まるで皆に見せびらかすかのように
“サッ”と私の左手を
前に差し出して見せた。
「……えっ!?」
私は目を見開いた。
差し込まれた左手薬指には
見覚えのあるデザインが施され
キラキラ輝く美しいダイヤモンドが
たくさん埋め込まれた
美しい指輪がはめられていた。
「Dear Lovely Angels…。」
私の口から漏れた言葉に
「…正解。羽美花が
チェックしていたデザインだ。」
彼は私に囁いた。
やっぱりそうか…。
守谷さんから『また、参考に』と
渡された新作のカタログを見ていた時に
一目惚れしたデザインだった。
いつの間に知っていたの?
いつあのジュエリーショップに
行ってたの?
想像以上にキラキラと眩しく
存在感を大いに主張するかのように
何もはめられてなかった
私の左手薬指は一気に輝いた。
そして彼は
『…羽美花…良く聞いてて。』
と耳元で囁くと、私達の目の周囲で
まだ“ポカン”としている皆に
わざと良く聞こえる声で
衝撃の言葉を口にした。