【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
***

……数日後

「……羽美花。本当にごめん!!
この通りだ…本当に悪かった!!」

テーブルを挟んで

向かい側の席に座った満君が

テーブルにぶつけてしまいそうなほど

必死になって私に頭を下げた。


***

『明日の夜空けておいて欲しい。
あの和食屋で夕食食べよう。』

前日の夜に満君から電話があった私は

約束通り、パパッと仕事を済ませ

定時で会社を出ると

社員駐車場で待ち合わせた

満君の車に乗って

ある創作和食屋に来ていた。

全席個室で落ちつけて

料理からデザートまで

メニュー豊富で彩り良くて

何でも美味しいこのお店は

平日でも予約しておく方が無難なくらい

老若男女に人気がある。

「満君…予約してたの?」

お冷を一口飲んだ私に

「…ああ、予約しといた。
ここ、落ち着くし
羽美花…このお店の和風ハンバーグと
出し巻き卵…好きだもんな?」

「うん。」

そう頷いた私に

「…良かった。」

と、満君は優しく微笑んだ。

そして、満君は店員にオーダーした後

再び2人になった時に

「…今日は羽美花と食事したかったのと…羽美花にどうしても
謝りたい事があったんだ…。」

と言った満君が

さっきのようにいきなり

頭を下げて私に謝って来た。




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