SOMEHOW
「いらっしゃい。ごめんね、こんな格好で。」

「ううん、全然いいよっ!」

「部屋は一応、片付けたつもり。」

「・・・お邪魔します。」




なんて言って笑いあいながら部屋へ案内される。



意外とすごくキレイに片付けられてる部屋。

なんだかさっきからドキドキが止まらないよっっ!!!



「飲み物は・・・紅茶でいい?」

「うん、ありがとう。」



紅茶のカップを持つ手が震える。緊張しまくりだよーっ!!



「・・・テレビでも見よっか?」



裕也君はリモコンでスイッチをいれ、理緒の隣に座る。

そして、理緒の肩をそっと抱いた。




「えっ?!」
< 10 / 217 >

この作品をシェア

pagetop