生徒会長は魔法使い!?

あたしの隣で遼君が進行した。

「では、クリスマスパーティーを始めます。司会の佐野君、よろしく。」

そういうと、あたしの向かいぐらいに座っている佐野君が立ち上がり、
小さいメモ帳を持って言った。
「はい。まずは、
仮装です。皆さん、これから渡される
クジを引いて、仮装するものを
決めてください。」

佐野君が手をパンッと叩くと、
緒方先生が茶色の丸い穴があいた
箱をみんなに回した。
< 189 / 253 >

この作品をシェア

pagetop