生徒会長は魔法使い!?
そこに現れた部屋は、日当たりの
良い場所で、光でキラキラと空中
が輝いていた。
「ここが魔法使いの部屋…?」
あたしは驚きを隠せなかった。
だって、嘘に決まってるじゃない、
魔法使いなんて…
「ああ。ここが、『魔法使いの部屋』。
魔法使いの生徒が使う部屋だ。」
「お邪魔します…」
あたしは躊躇いつつも、
半信半疑で入ってみた。
中は狭く、教室の3分の1程度だ。
ここも本棚で囲まれていて、
中央に丸いテーブルと、2本の
指揮棒ほどの長さの木の棒が置かれていた。
「ここは、代々、朱鷺和学園で選ばれた
魔法使い達が使ってきた部屋なんだ。
ほら、古い本がたくさんあるだろ。」
「信じられない…
本当に魔法使いが居たなんて。」
「なに、
まだ信じてなかったわけ??」
「そりゃあ…ね。
でも、チョット本当かも、
って思うけど…」
「それで、お願いがあるんだ。」
「はい?」
すると遼君は、
変に真面目な顔になって、
とんでもない言葉を発した。