A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「美樹は今、意識が自らの力の奥深くに沈み込んでしまっておる。他の事に意識を集中させれば、或いは戻って来れるかも知れぬ」
「他の事、って・・・」
「ここは時が止まる場所。美樹の母親がこの地で遊んだ記憶が、残っているだろう。それを見せれば・・・」
「美樹の母親の記憶!?」
どうすればいいのか、彩には全く見当も付かない。
「タイムカプセルじゃ」
また婆さん、ハイカラな言葉を・・・と言いたいのを、彩はぐっと堪える。
そんな彩の気持ちを知ってか知らずか、おトキさんは続けた。
「他の事、って・・・」
「ここは時が止まる場所。美樹の母親がこの地で遊んだ記憶が、残っているだろう。それを見せれば・・・」
「美樹の母親の記憶!?」
どうすればいいのか、彩には全く見当も付かない。
「タイムカプセルじゃ」
また婆さん、ハイカラな言葉を・・・と言いたいのを、彩はぐっと堪える。
そんな彩の気持ちを知ってか知らずか、おトキさんは続けた。