A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
「・・・・・・」


 彩はふと立ち止まり、周りを見回した。
 風が吹き、ショートカットの彩の髪の毛が一瞬なびく。


「ふふ・・・ふふふ・・・」


 その風に乗って、再び笑い声が聞こえた。
 今度ははっきりと、右手の方から。
 どうして自分は、こうも気配を探るのが苦手なのか。
 殺気なら簡単に分かるのに。
 だが、右手の方から聞こえてくる笑い声は本当に楽しそうで。
 まるで、彩を誘っているかのようだった。


『こっちにおいで。一緒に遊びましょうよ』


 彩は、笑い声のする方に視線を送る。
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