A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
 やはりどうしても、警戒心が解けない。
 自分じゃない他の誰かに対して、彩はまだ無意識に警戒してしまう癖があった。


「そっか・・・」


 彩は目を閉じる。
 この能力のせいで、友達という他人との付き合いを、全くして来なかった。
 むしろ、彩から他人を遠ざけるところがあった。
 悠や諒は別として、他の人と関わると、その人に危険が及ぶ可能性があった。
 彩には、それが耐えられなかった。
 ――・・・だから、だ。
 自分以外の誰かに、無意識に警戒する癖。
 自分に敵意を持っている者には、遠慮などする事はない。
 だから、殺気はよく感じる。
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