A-YA-KA-SHI☆バスター!!【Ⅱ】
その目の前には女の子がいる。
5歳くらいだろうか、着物を着ていて。
だが、ピンク色で小さな花柄模様をあしらったその着物は見事に着崩れて、真っ黒なおかっぱの髪の毛も、バサバサに乱れている。
そして着物と同じピンク色のかんざしは、今にも取れて落ちそうになっていた。
彩にはすぐに分かった。
これは、おトキさんと美樹の母親だ。
『だから、桜貝を探し当てたら帰るってば』
『そんなのすぐに探せますよ。だから、ここで 待っていて下さいね』
『はぁい』
そう元気よく返事をしたものの、女の子はおトキさんの姿が見えなくなると、何処かへ走り出す。
5歳くらいだろうか、着物を着ていて。
だが、ピンク色で小さな花柄模様をあしらったその着物は見事に着崩れて、真っ黒なおかっぱの髪の毛も、バサバサに乱れている。
そして着物と同じピンク色のかんざしは、今にも取れて落ちそうになっていた。
彩にはすぐに分かった。
これは、おトキさんと美樹の母親だ。
『だから、桜貝を探し当てたら帰るってば』
『そんなのすぐに探せますよ。だから、ここで 待っていて下さいね』
『はぁい』
そう元気よく返事をしたものの、女の子はおトキさんの姿が見えなくなると、何処かへ走り出す。