赤い流れ星
*
「青木さん、今度はこっちを頼むよ。」
着いたら、話もそこそこに仕事が待っていた。
送られて来た本やグッズを言われた場所に綺麗に並べていく。
私の他にも、私と同じ位の年の子が数人と母さんくらい…もう少し若いかな?
そんな女の人が一人いた。
開店日はもうじきなのに、店内はまだほとんど手付かずの雰囲気で、こんなんでオープンまでに間に合うんだろうかと心配になる程だった。
仕事は、特に難しいわけではないけど、昔の私だったら絶対に出来ない作業だと思った。
着いてからほとんどずっと休みなく作業は続く。
倉庫みたいな所から運んで来ては、それを言われた棚に並べていく。
片隅ではまだ内装の工事も行われていて、店内は人と物とでごった返していた。
本というものは意外に重い。
それを運ぶだけでも疲れるし、以前の私だったらきっとすぐにいやになっていたと思う。
肉体的にもだけど、精神的にも私には持続力や集中力ってものが全くなかった。
だけど、シュウが来てからは掃除や畑仕事を真面目にコツコツ続けてきたせいか、そういう仕事にもどうにかついていくことが出来た。
「お疲れ様でした。
じゃ、しばらくお昼休みにしましょう。」
店長らしき人がそう言った時には、私は汗びっしょりになっていた。
時間を忘れて働いたっていうのも、もしかしたら生まれて初めての経験かもしれない。
今日は急なことだったからお弁当は持って来てなくて、それがちょっと寂しかったけど、とにかくお腹を満たしておかなくちゃと、百均でおにぎりとパンを買って食べた。
お昼休みが終わると、またすぐに同じ作業に取りかかった。
朝いた女の子の一人がいない。
あの子はお昼までのバイトだったのかな?なんて考えながら、私はひたすらに頑張った。
お腹が減ったなと思い、ふと壁の時計を見ると、時計の針はすでに6時を指していた。
ろ、6時!?一体、いつの間に……
まだ夕方あたりかと思ってた私は急に不安に襲われる。
シュウはきっと心配してるだろう。
私もまさかこんな時間まで働くとは思ってなかったから、帰りが遅くなるとは言ってない。
シュウに連絡しなきゃ…!
でも、みんな頑張ってるのに、抜け出して良いもんだろうか?
店長らしき人は店の中にはいない。
どうしよう…勝手に抜け出して良いかな?
ロッカーまで行ってちょこっと電話をかけるだけだもん…良いよね?
「あ…悪いけど、ちょっと手伝ってくれる?」
そう思った矢先、中年の女の人に声をかけられた。
本の入ったダンボールを一緒に運びたいみたいだった。
「青木さん、今度はこっちを頼むよ。」
着いたら、話もそこそこに仕事が待っていた。
送られて来た本やグッズを言われた場所に綺麗に並べていく。
私の他にも、私と同じ位の年の子が数人と母さんくらい…もう少し若いかな?
そんな女の人が一人いた。
開店日はもうじきなのに、店内はまだほとんど手付かずの雰囲気で、こんなんでオープンまでに間に合うんだろうかと心配になる程だった。
仕事は、特に難しいわけではないけど、昔の私だったら絶対に出来ない作業だと思った。
着いてからほとんどずっと休みなく作業は続く。
倉庫みたいな所から運んで来ては、それを言われた棚に並べていく。
片隅ではまだ内装の工事も行われていて、店内は人と物とでごった返していた。
本というものは意外に重い。
それを運ぶだけでも疲れるし、以前の私だったらきっとすぐにいやになっていたと思う。
肉体的にもだけど、精神的にも私には持続力や集中力ってものが全くなかった。
だけど、シュウが来てからは掃除や畑仕事を真面目にコツコツ続けてきたせいか、そういう仕事にもどうにかついていくことが出来た。
「お疲れ様でした。
じゃ、しばらくお昼休みにしましょう。」
店長らしき人がそう言った時には、私は汗びっしょりになっていた。
時間を忘れて働いたっていうのも、もしかしたら生まれて初めての経験かもしれない。
今日は急なことだったからお弁当は持って来てなくて、それがちょっと寂しかったけど、とにかくお腹を満たしておかなくちゃと、百均でおにぎりとパンを買って食べた。
お昼休みが終わると、またすぐに同じ作業に取りかかった。
朝いた女の子の一人がいない。
あの子はお昼までのバイトだったのかな?なんて考えながら、私はひたすらに頑張った。
お腹が減ったなと思い、ふと壁の時計を見ると、時計の針はすでに6時を指していた。
ろ、6時!?一体、いつの間に……
まだ夕方あたりかと思ってた私は急に不安に襲われる。
シュウはきっと心配してるだろう。
私もまさかこんな時間まで働くとは思ってなかったから、帰りが遅くなるとは言ってない。
シュウに連絡しなきゃ…!
でも、みんな頑張ってるのに、抜け出して良いもんだろうか?
店長らしき人は店の中にはいない。
どうしよう…勝手に抜け出して良いかな?
ロッカーまで行ってちょこっと電話をかけるだけだもん…良いよね?
「あ…悪いけど、ちょっと手伝ってくれる?」
そう思った矢先、中年の女の人に声をかけられた。
本の入ったダンボールを一緒に運びたいみたいだった。