人生終了ゲーム センタクシテクダサイ


それからは、特段話す機会もなく


お互い別の時間を過ごしていたんだが、


ある時から俺たちの関係が変わる事になる。


それは、


俺がコンテストに作品を提出するため、

美術室に残っていた時のこと。


そこに小木もいて、あいつは黙々と絵を描き続けていた。


2人きりの空間が静か過ぎて逆に集中出来なかった俺は

一度外に出て体を休めようと思った

その時


小木の絵を見て息をのんだ。


人を引き付けるような絵。

迫力、

どうやってこんなの書いたんだ。

ただ尊敬した。




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