そのギャップ、反則ですっ‼︎



「さっき、サラッと流したけど流すのはおかしいよな。」



「何が?」



「いや、こっちの話し。」



「ふーん…」




そう言って、佐々木くんをチラッと見た。



いつも無造作の髪を今日はワックスで整えていて

白のTシャツに黒のカーディガンにカーキ色のパンツ


シンプルだけど、すごく似合っていた。



あぁ……


今私の顔絶対赤くなってるよ……



佐々木くんにバレないように下を向いて歩いていると、


右手がギュッと握られた。



えっ……⁉︎


顔を上げて佐々木くんの方を見ると、ニッと笑っていた。



ヤバい……


今すごくキュンってきた……



さっきとギャップありすぎだよ〜


余計私の顔赤くなるじゃん……




「なぁ。」



「ななな、何⁉︎」



「プッ‼︎動揺しすぎ。どこ行くか決めた?」



「あ、え、映画館に…」



「りょーかい。」




と言うと、ショッピングモールがある方に歩き出した。



私はというとドキドキが止まらず、ずっと下を向いて歩いていた。



こんな真っ赤な顔上げるの無理〜…



でも、さっきちょっと顔を上げて佐々木くんを見たら



佐々木くんの顔もほんのり赤かったな……



暑いのかな?



それとも……






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