ちょこれーとぼーい(♂)










 少しガーゼに消毒液を含め

 そのガーゼを切り口の上に貼り

 左手で軽く押さえる。


 押さえつつ右手で救急箱から

 サージカルテープと包帯を取りだし

 包帯を口に咥えサージカルテープを短く切り

 ガーゼの上に貼る。



 くるくるっと手慣れた手つきで

 包帯を巻いて

 最後にサージカルテープをもう一度貼った。






 「はい。完成。」




 さすが伊達に

 保健医をやってる訳ではない。



 数分も経たない内に

 手当てを完了させた。


 使ったものを救急箱にしまい涼太に渡す。





 「あとは俺が作るからあっちにいっとき。」



 袖をまくりあげながら

 いつも見せる笑顔をみせる志麻。




 

 「ふぁ~…い。」



 と、涼太は適当に返事をし

 リビングへと戻っていく。





 私も涼太のあとについていこうとしたら志麻に首元の服を掴まれた。








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