ちょこれーとぼーい(♂)










 ……………え。





 耳元から聞こえているのに

 高嶺くんの口から言葉に

 驚きを隠せない。



 だって一緒にいるのは

 休み時間から始まるんじゃないの?!。







 『…今日、高野涼太が部活の朝練で
  いないから志麻がどうしてもってさ。』





 こんな時に限って涼太の役立たず…。




 ただえさえ昨日は死んだと

 当然だったのに…


 朝から高嶺くんと居るなんて

 絶対に絶対に絶対に…

 放課後にはご臨終してるに決まってる。






 『お前に拒否権なんてないから。』





 高嶺くん強めに強調しながら話す。




 …私にも拒否権を貰えるべきです。


 なんて思ったけど

 わざわざ"異性苦手意識克服作戦(公式)"に

 参加してくれてるもの。




 生意気ではあるが従うしか

 私に与えられた選択肢は無い。








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