ちょこれーとぼーい(♂)
朝から生意気全開の高嶺くん。
私は言われた通りに高嶺くんの方を
向くと持っていたマフラーを奪われた。
あっ。と思っていると
私の首に奪ったマフラーを慣れた手つきで
巻いてくれる。
「……あ、あっ。ありがと……。」
巻いてくれたマフラーは
暖かくて幸せな気持ちにさせてくれる。
すごく慣れた手つきだった。
前にいた彼女とか
周りにいる女の子にも
同じようなことをやっているのだろう。
行動1つさえ胸きゅんさせる
テクニックを持っているとはさすがイケメン。
私も彼氏ができた時は
高嶺くんのように自然と
やれるようにしなくちゃ。
「……行くぞ。」
1歩先に歩き出す。
私は置いていかれないように
高嶺くんの大きな背中を見つめながら
必死に付いていく。