ちょこれーとぼーい(♂)









 朝から生意気全開の高嶺くん。



 私は言われた通りに高嶺くんの方を

 向くと持っていたマフラーを奪われた。


 あっ。と思っていると

 私の首に奪ったマフラーを慣れた手つきで

 巻いてくれる。





 「……あ、あっ。ありがと……。」



 巻いてくれたマフラーは

 暖かくて幸せな気持ちにさせてくれる。



 すごく慣れた手つきだった。


 前にいた彼女とか

 周りにいる女の子にも

 同じようなことをやっているのだろう。



 行動1つさえ胸きゅんさせる

 テクニックを持っているとはさすがイケメン。




 私も彼氏ができた時は

 高嶺くんのように自然と

 やれるようにしなくちゃ。







 「……行くぞ。」





 1歩先に歩き出す。




 私は置いていかれないように

 高嶺くんの大きな背中を見つめながら

 必死に付いていく。








< 62 / 274 >

この作品をシェア

pagetop