アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
翌日
よほど疲れてしまってたのか起きたのは12:00を過ぎた頃…
ベッドの寝心地が良かったのもあるかもしれない…
重い身体を起こしてベッドを降り、リビングへ向かう
タキさんの姿を探してみるけれど、いなくてテーブルの上に置き手紙があった
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昨日はありがとうございました
買い物に行ってまいります
ダイニングテーブルに
食事の用意をしてありますので
召し上がってください
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ダイニングテーブルに目を向けると
ホテルの豪華ランチのようなメニューが
ラップがかかって並んでいた
「…すごいな…タキさん
家政婦さんにしとくのもったいないな…」
まだ、寝ぼけている頭をスッキリさせようと
シャワーを浴びようとバスルームへと向かった
「あ…」
シャワーをゆっくり浴びてバスルームのドアを開け
着替えが無いのに気付いた
バスタオルを身体に巻いて広い脱衣所にある
チェストを探ってみるとバスローブがあった
「とりあえず… 借りていいよね…」
バスローブに袖を通せば今まで感じたことのないふわふわの感触…
セレブと庶民の違いをまた痛感する
リビングに戻るとソファーに藤井くんが座って新聞を広げていた
「…っ」
入り口で足が止まり藤井くんも私の方を向いたので思わず目を逸らした
「酷いなぁ、彩月さん
あからさまに視線逸らさなくてもいいじゃないですか…
俺でも凹みますよ…」
私に向かって言うとまた新聞に視線を戻した
「そ、そんなつもりじゃ…
あ、藤井くん、何か食べる?
私、タキさんの作ってくれた食事、食べるから…
藤井くんはお腹すいてない?」
動揺する気持ちを隠しながら藤井くんに向かって言った
「いや、俺はいいですよ
あ、でも、コーヒーくらいは、欲しいかな…」