アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
航を見上げると、
凄く凄く、優しい眼差しで、
私を見下ろした

「俺と、一生、一緒に生きてくれるか?」

え?… それって、それって…
もしかして…もしか…する?

「航…それって、
プロポーズって、思っていいの?」

「あぁ…
順序が、逆になったけどな…

この指輪に誓って、
俺は、お前を幸せにする」

私の左手を握り、
薬指にキスをした

なんだか…

不思議…

子供の頃から、知ってる航と、
これからも一緒に生きてくんだね…


「はい、お願いします」

航を見つめて、返事を返した


「私も、航を幸せにするからね…

だけど、ひとつだけ…」


「わかってる…

二度と…
お前を一人になんかさせない

約束する…」

そう、
3年前の省吾の裏切りが、
脳裏を掠めたけど…

航のその言葉が、打ち消してくれたから
涙が零れた…

私の頬を包み、

流れる涙を
航の優しいキスが
拭ってくれた…


短い期間に、いろんなコトがあった。
航を信じられなくて、悩んで泣いて、辛くても、
あなたは、私のことを諦めず信じて愛してくれてた

産まれた時から、私の運命の人は、航、あなた、だって
神様がちゃんと決めてくれてたんだね。

これからもずっと、ずっと
離さないでね…


いっぱい

アイシテル…




Fin

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