アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】

公園から、すぐのマンションへと入っていく。
エレベーターに乗り込むと、またも、私の唇にキスを落とす。
今度はすぐに離してくれた。


到着音がなり、エレベーターを出て、
部屋の前で、藤井くんがカバンからカギを取り出し、開けた。


そこで、ようやく、藤井くんの部屋であると、気付く。
今頃気付くなんて、完全に、思考回路、どうにかなってる
私の背を押しながら、部屋の中へと促す。


リビングへと行くと、彼は、私の着ていたコートを脱がせて、
そのまま、すっぽりと抱きしめた。


「ふ、藤井・・・くん?」


彼の腕から離れようとしたけど、


「ダメだよ、逃がさないから、」


そういって、耳元で囁き、そのまま耳朶にキスをされて、甘噛みされる


「あっん・・・っ・・・」


あ、今、ヘンな声出しちゃった・・・


「へぇ、彩月さん、耳朶弱いんだ」


ニヤリとイジワルそうな顔で笑い、また、同じようにされる・・・


「・・・・っ・・・んっ」


必死で声を抑え藤井くんのシャツの胸元をギュッと握るけど、それが彼をよけいに煽って
スイッチを入れさせてしまった・・・


うそ、マジ?
千夏の言うように、ホントに、一気にいっちゃうのー?


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