アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
「彩月さん、もう、限界・・・」
私の首筋から唇を離し、鼻と鼻がくっついてしまうくらいの距離でそんなことを言うから
さらに頬が火照ってくる
「え?・・・・」
不意に視界が変わった
私を抱き上げた藤井くんが、部屋の奥へと進んでいく。
こ、これって、俗にいうお姫様抱っこ・・・よね・・・
なんか、フワフワしちゃって、おっこちそうで・・・
だから、ギュッと藤井くんの首筋に腕を絡ませた
「カワイイなぁ、彩月さん、そんなギュッとしたら、オレもう堪んないよ」
そ、そんなっ・・・カワイイとか言わないでほしい
ますます、火照ってしまう、しかも心臓もう飛び出しそう
ドアを開け、ベッドの上に、静かに降ろされる。
シュルッと音がすると、藤井くんが、ネクタイを取り、
ワイシャツのボタンをはずしながら、私の上に覆いかぶさってくる。
「彩月さんが、悪いんだからね・・・俺の跡、たくさんつけるから・・・」
な、なんで、私が悪いのよぉ?
「ふ、藤井・・くん、ま、待って・・・待ってよ・・・」
近づく藤井くんの身体を制す。
「ダメ、待たない・・・・」
「シャ、シャワー・・・・浴び・・・んんっっ」
またしても、唇を塞がれ、何度も、角度を変えたキスで攻められる。