アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
昼休みを終えて二階のオフィスで作業していて
私達の仕事を、いつも統括するマネージャーのところへ
書類の確認をしてもらおうとマネージャーを探してると、
会議室へ入る姿を見つける
すると、見知った姿の男の人も一緒に入るのを見た
あれ?藤井くん?どうしたんだろ?
会議室にのドアに近づき、少し隙間が開いてたので、顔を近づけ様子を見る
「で、古宮と、寝たのか?」
「はい…」
えぇっ?! えぇっっ!
思わず声が出そうになったけど、手で口元を抑えた。
なんでっ?!なんでマネージャーがそんなこと言うの?!
それに
なんで、知ってんのっ?
“はい”って答える藤井くんも、ヒドいっ1
「ハハッ、そうか!
やっぱりお前女殺しだなぁ~
仕方ない、次の契約もお前んとこに決めるよ」
椅子に座ってタバコを加えニヤリとするマネージャー
「フッ…
見事に簡単に落ちましたよ…」
藤井くんも口元が片方上がってた。
その様子を見て私は、契約の道具にされた。
そして、彼に騙されたことを知った。
ショックだ!
ショックだし…
浮かれた自分が情けない!悔しいっ!!
心臓をギュッと掴まれたような辛さが襲う
涙が溢れるのを我慢して、唇を噛み締めて、爪が食い込むくらい拳を握る。
ゆっくりとその場を後退りし、クルリと向きをかえすぐさまその場を離れた。