アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】

涙を流す私を気遣ってか、
私の姿が、周りのお客さんに見られないよう、
私を隠すように、席を移動してくれた。


「俺の身体で見えないようにしたから、泣きたかったら、泣いて、いいよ」


そんな優しさに、また、胸が痛くなり、涙が、流れる。
私が、泣きやむまで、ずっと何も言わず、ずっと居てくれた


「すみません…もう、大丈夫です…」


「古宮さん、俺で良ければ、話聞くよ
心の中のものを出せば、少しは軽くなると思うよ
大丈夫、誰にも言わないから」


小野田さんは、大人だし、恋愛の経験もあるだろうから、
話しだけでも、聞いてもらったら、気分が楽になるような気がして、
少しずつ、話しはじめた。





「君は、その年下の子を、好きなのかい?」


「わかりません…」


「騙されたと知って、どう、思った?」


「正直、ショックで、悔しくて…」


私の答えを1つ1つ、じっと聞いてくれる。


「男は…平気でウソの愛を語る時もあるし、
平気で愛のない行為もする。

その彼の、本心は、彼でないとわからないけど、
まだ、君は、深く彼を愛してしまった段階じゃないから、振り切れるのは、今のうちだと思うよ

心と身体を傷つけられたのは、事実だけど、まだ、浅いから、忘れられるんじゃないかい?」


真剣に、言葉を選びながら、小野田さんの思う答えをくれた。


「小野田さんに、お話して、良かったです
少し、落ち着きました。ありがとうございました。」


小野田さんにお辞儀をする。


「いや、君は、元気な方がカワイイよ
しかし、君にそんな思いさせるヤツの顔を拝んでみたいな」


「えっ?! あの、えっと・・・」


なんて答えていいかわからず、少し焦っていると・・・
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