アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
ある程度の当日の段取りを皆で話し合い、今日の話は終わった
「じゃあ、私たちはこれで…」
専務と私は席を立ち上がった
「あ、専務さん古宮さんをお借りして良いですか?」
えっ?!まだ何かあるのかな…?
「はぁ…?」
専務が不思議そうな顔で小野田さんを見る
「俺が古宮さんを会社まで送り届けますので。」
柔らかな笑顔を専務と私に向けた
だから、その笑顔は、ヤメてほしいな…
「あ、あの私、16:00から予約が入ってるんですが…」
専務と小野田さんの顔を交互に見た
「あぁ、大丈夫です。それまでには間に合わせますよ」
「わかりましたじゃあ、私はこれで…
古宮くん、あとは頼んだぞ」
「あ、はい…」
小野田さんが、私に一体何の用事だろう?
「さて…と…
あ、立ったままで悪かったね、座って」
「あ、はい…」
遠慮なく椅子に座った
「古宮さん…んー、言いにくいな
彩月ちゃんでいいか…うん…」
さ、彩月ちゃんって…な、何だかくすぐったい…
「お腹空かないかい?」
自分の腕時計を見れば、とうに12:00を過ぎていた
「前川くーん何か適当に作れるー?」
厨房の方に向かって言う声に大きな丸を両手で作って
ジェスチャーで答えた前川さん
「アイツ作るの早いから、ちょっとだけ待ってて」
「何だかすみません…お昼までいただくことになっちゃって…」
申し訳なく思い小さく肩をすぼめた
「ははっ、気にしなくていいよ」
また、柔らかな笑顔…
あ…
やだ、な、なんで胸がキュッってなるの?