アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
「それで、あの、模擬結婚式ということで、
こちらから、モデル事務所のモデルを用意させていただきますが、
それでよろしいでしょうか?」
本当は挙式予定の人でのモデルが良いだろうけど、
オープンが来週の土曜日だから、もう、時間がない…
「うん…」
小野田さんが、
前川さんと大橋さんと顔を見合わせ、頷いてから私の顔をじっと見た
あれ?
私の顔に何かついてる…?
「そのモデル…
古宮さんにやって欲しいんだけど…」
はいぃぃぃーーーっ?
今、なんとっ?!
「……」
わ、私が、も、モデルっ?!
「小野田さん、古宮がモデルって!、無茶言わないでくださいよっ!」
専務も驚きを隠せず、
ポケットからハンカチを出し、額の汗を拭いてる。
そうそう!
無茶は、ダメ、無茶は!!!
専務!、もっと言ってよ!!
「モデル事務所のモデルは、キレイすぎて、一般客は、引くんですよねー、
古宮さんくらいの、一般受けする容姿の方が、俺はいいと思うんですよ」
一般受けって…褒められてるのか、けなされてるのか…?
小野田さんが、力説して、専務に訴えてる
せ、専務っ!!なんとか言って!!
私は、専務の顔を穴が開くくらいじっと見る。
「わ、わかりました。モデルは、古宮でいきましょう」
って、おいっ!!専務!!!
帰ったら、覚えとけよっーーー!!
「で、新郎のモデルは…「あー、それは俺がやりますよ」」
って、えーーーっ?!
お、小野田さんがぁぁぁぁ?!
「せっかくのオープンですから、オーナーの俺、自ら、宣伝しますよ」
また、優しい笑みを私に向ける
あーん、もう、どうしよう…どうしよう…
模擬結婚式っつったって、結婚式よ!結婚式!!
ド、ドレス
着なきゃいけない…んだよね…
もー、マジ…困る…
なんで、こんな展開になるかなぁ…
ダイエット…しなきゃ…