アラサーラプソディー♪~運命のヒトは誰?~【加筆修正版】
「千夏ぅ…
私…今、”誰と一緒にいたいか”なんてわからない…
もう、こんなのイヤ…こんな自分もイヤ…
やっぱり…私には恋愛は向いてないよ…
もう何も考えたくないよぉ…うぅっ…っ…」
おしぼりを目に当てて、声をたてないよう千夏の前で泣いた
こんな苦しい思いばかりするなら、誰も好きになんてならない方がいい…
「先輩?私は、先輩の好きにすればいいと思いますよ…
でも、恋愛って、ツライことばかりじゃないですよ…
いっぱい、幸せな気持ちになれることだってありますから…
航さんのことだって、何か、理由があるのかもしれないし、
藤井くんだって、よくよく考えれば、
契約だけが、目的だったら先輩を抱いた時点で、
先輩の役目は終わりで、その後は会おうなんて
言わないと思うんですよね…
だから…
先輩…真相、確かめてみません?」
私の横の席に移動した千夏は、背中を擦ってくれた。
千夏の私を思う気持ちが伝わる…
次第に、涙も止まっていた
「でも、どうやって確かめるの?」
見当がつかない私に千夏が自信ありげに答える
「私に考えがあるんです!
先輩、ケータイ貸してもらえます?」
「う、うん」
テーブルの下のカゴに入れてある自分のバックを持ち、
ケータイを取りだし千夏に渡す
「先輩、航さんの番号どこに入ってます?」
え…千夏…今、なんて…?
「わ、航に電話 す、するの…?」
「ええ」
ニヤリと何か企んでる顔で私に催促する
ハァ…
仕方なく航の番号のあるフォルダを教えた