和田菜月物語
「何言ってるのさぁ…?」

「本気だから」

ウチは戸惑っていた。
だって畑山はずっと幼馴染で…。

「返事はいつでも良いから」

そう言って畑山は歩き始めた。

「じゃあ俺こっちだから」

そして暗闇の中へと消えて行った。

ウチは一人トボトボと帰って行った。
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