パパはアイドル♪vol.3~奈桜クンの呟き~
「えっ!?けっ……!?」
驚きの余りに声が大きくなっている事に気付き、『結婚』という言葉を最後まで言わずに飲み込んだ。
奏は顔色を変えずに歩いている。
そっか。
奈桜は何となく奏の言いたい事が分かった。
「そりゃあさ、いいよ。みんなのおかげで幸せだよ。いつも側に……いてくれるのは嬉しい。帰ったら、いてくれるって……いいよ」
ちょっと照れながら、でもほんとの気持ちを素直に奏に言った。
こんな事、誰にも言った事がない。
「そうだよね。帰ったらいてくれるっていいよね。あぁ~、やっぱり、それっていいなぁ」
何かを想像しているような笑顔で天井を見る。
やはり誰か、いる前提の話なんだろう。
驚きの余りに声が大きくなっている事に気付き、『結婚』という言葉を最後まで言わずに飲み込んだ。
奏は顔色を変えずに歩いている。
そっか。
奈桜は何となく奏の言いたい事が分かった。
「そりゃあさ、いいよ。みんなのおかげで幸せだよ。いつも側に……いてくれるのは嬉しい。帰ったら、いてくれるって……いいよ」
ちょっと照れながら、でもほんとの気持ちを素直に奏に言った。
こんな事、誰にも言った事がない。
「そうだよね。帰ったらいてくれるっていいよね。あぁ~、やっぱり、それっていいなぁ」
何かを想像しているような笑顔で天井を見る。
やはり誰か、いる前提の話なんだろう。