「お腹も空いてるよね?俺、待たしたし。
なんか、嫌いなものとかある?」


「いえ…特にはないですけど」


「じゃあ、俺のおすすめでもいいかな?味は保障するから」


そう言って、さっきの店員さんに何か注文をし始める。



なんか、置いてけぼり…




「お待たせしました。シンデレラです」

スッと、目の前に置かれたのはきれいなブルーのカクテル。


シンデレラ…


「可愛い名前ですね。ありがとうございます」


「誠が、女の子連れてきたの初めてだから、君、シンデレラガールだよ」


「えっ?」


「おいっ!ハル!」


早川さんが、慌てたように立ち上がる。


「いいじゃん。なに、彼女の前でもツレナイ男演じてんの?キャラじゃないんだから、やめなって」


「…?」

ツレナイ男?

演じてる?

キャラじゃない?




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