[B L]だからスキって言ったのに
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文化祭、一週間前。
「お、天野。」
「あぁ、夏音。」
「天野んとこ、なにやんの?」
「オレっちは、クレープ屋っぽい。」
「へ、うまそうだな。」
「あ、でも、人手足りないから他のクラスに要請行くかも。」
「ふーん。」
「夏音とこは?」
「俺んとこは、執事&メイド喫茶らしい。」
「はは、オマエ執事か。」
「そうなんだよ。かったるくてさ。」
「んー、執事服より、袴のが似合う。」
「そりゃ、いつも着てるからな。」
「なんだろなー、そーゆーんじゃねーんだよ。」
2人とも、どこかよそよそしかったけど、なんとか会話はしていた。
「ま、時間開いたら来いよ。執事&メイド喫茶。」
「あぁ、行かせてもらうよ。
…楽しみだな、俺に向かって旦那様っつってくれんのか。」
「おー、言う言う。」
まぁ、なにも話さないよりはマシだ。