[B L]だからスキって言ったのに
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文化祭、3日前。
「…あ、先輩方…。」
倉庫に、必要なペンキを取りに行くと、東悟先輩と、あの日あの部屋にいた先輩方が、そろいにそろってたむろっていた。
「…ッあ、か、のん…」
先輩方は、申し訳無さそうに俯く。
「東悟先輩、あれからなんで話しかけてくれないんですか?
俺、寂しかったんすよ?
東悟先輩、唯一の相談相手でしたし…。
皆さんも、そんなに気に病まないでください。
俺気にしてませんから。」
そう言って、笑う。
そうすると、先輩方は複雑そうに話す。
「ホント、ゴメン…。
あの日はちょっと、悪ふざけがすぎた。」
いやいや悪ふざけってレベルじゃないだろ。
「気にしないでくださいって!!
それよりホラ、クラス手伝わなくていいんですか?」
「そーだな!!
…夏音、サンキュ。
行ってくるわ!」
先輩方は、バタバタと走っていった。