もう一度抱いて
だけど、キョウセイには彼女がいて。


わかってる。


この歌詞のように、この思いは決してキョウセイには届かないってこと。


もうフラれてしまったんだし。


こうして仲間でいられたら、それで充分だ。


だけど…。


あのキスも、抱かれたことも、忘れることなんて出来ない。


優しくされればされるほど。


私の中でキョウセイはどんどん大きくなっていって。


思いを断ち切るなんて、出来なくて。


客席で今私を睨むように見ているあの京香のものだなんて。


やっぱりどうしても受け入れられなくて。


どうしよう。


胸が痛い。


息が苦しくて。



声が…。




出ない…。
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