禁域―秘密の愛―【完】

そして、私は巧にお弁当と、イヤフォンをプレゼントすることにした。

お弁当は、前に巧のために作ってきた時、とても喜んでいたから。

イヤフォンは巧が、使っていたものを失くしたので新しいのを買いたいと言っていたから。


問題は、当日に巧が私と会う時間があるかなんだよね………。

それを言うと、かれんちゃんは

「何言ってるの!彼女持ちの男子が誕生日に彼女と会わないなんて、ありえないから!」

そう笑って答えてくれたから………、大丈夫だと信じたい。

ーーーそのような不安を抱えたまま、巧の誕生日が後、3日に迫っていた。

その日私は、巧とおばあちゃん家に行った。

そした、巧は私をその帰りに送ってくれると言った。今は、2人でその帰路を歩いてる。

今が………チャンスだ!


「ーーーた、巧!」

私は思い切って、巧の名前を呼んだ。

「どうした?そんなに大声をだして」

巧は笑いながら、私の事を見てくる。

ーーーよし!今だよ!思い切って言おう!


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