禁域―秘密の愛―【完】
「………うん!絶対だよ?約束ね?お弁当も作ってくるから」
「お、それは楽しみだ。あまり、昼間食べないようにしないとな………」
私達は笑いあった。とても良い誕生日を過ごせると………疑わなかった。
そう………まさか、あんな事が起こるなんてーーーー。
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ーーーー4月20日。巧の誕生日の当日。
今日は土曜日で、巧からは誕生会が終わり次第連絡が来ることになっていた。スマホを隣に巧の連絡を待ちながら、私はお弁当を作る。
夕方頃になりそうだと巧が言っていたからそれまでには完成させなきゃ。
メニューは、卵、ハムとチーズのサンドイッチ、ジャーマンポテト、チキンカツ、焼き春巻き、ほうれん草の胡麻和え、根菜のピクルス、ミニトマトとアボカドのサラダの予定。
また、巧が喜んで食べてくれるといいな。
イヤフォンも黒色の1番最新型のやつを買ったし。
楽しみだなーーーー…………。
私は、完全に夢心地な気分で料理をしていた。
巧が………その時どんな状況かだったなんて何も知らずに。