禁域―秘密の愛―【完】
お弁当が完成する頃には、私の予想通り夕方になっていた。
私は、スマホのラインを確認する。巧からの連絡はまだ無かった。
ーーーー誕生会、長引いてるのかな?
そう思った私は、巧にラインをすることにした。
"こんばんは。お疲れ様。誕生会は、どうでしたか?私は、6時半頃、家を出るね。公園に着くのは19時くらいになると思います。人が多いと思うから先に場所取りをして待ってるね。"
メッセージを送ったら、きっと大丈夫だろう。巧は、誕生会が終わった後直ぐに来てくれるはず。
「………よし。着替えようかな?」
私は、ランチボックスを大きなピンクのトートバッグに入れると、着替える為に自分の部屋に戻った。
ーーーーーーー
着替えた後、私はトートバッグと巧へのプレゼントを持ち、家を出た。
電車に揺られ、30分程。公園のある地区に着き、5分程歩くと公園に着いた。
やっぱり、私の予想通り、人が多かった。休日だし、夜桜なんて一年に見れる期間が限られているからね。
どこか空いてる所ないかな………。