禁域―秘密の愛―【完】
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「………っ、ん…………?」
視界が…………グラグラする。ここは…………?隣に誰かいるーーーー。
あれは…………
「………目が覚めたか」
「たっ………」
ーーーー巧!?
「な、っ………。えっと…………私?」
何が一体どうなってると言うのだろう。
「お前、俺が帰ってきたらここで寝てたんだよ………。今はもう21時だ」
巧が私の状況を見兼ねたのかそう説明してくれた。
「う、嘘!?」
私、19時から起きるはずだったのに………まさか、さっきのは夢?
「はぁ。お前ってヤツは………」
「ご、ごめんね、巧………」
私………また、巧に迷惑をかけてしまった。ずっと、隣で待っててくれたのかな…………?
「本当に………ごめんね…………」
私は、巧に頭を下げた。本当に、自分が情けなくて仕方が無い。