禁域―秘密の愛―【完】
「まだ、18時半か………」
きっと、巧も温泉楽しんでいるだろうし………まだ、来ないよね。 それならーーーー
「よいしょっと…………」
私は、寝室へと移動し………仰向けに寝っ転がった。
そして、目を瞑る。
何だか………泣き過ぎて疲れたな。朝から色々緊張もしていたし………。
「………ちょっと、寝よう」
そして、19時になったら起きればいいかな…………。
そう思った瞬間ーーーー、私は一気に眠りの世界へと誘われた。
ーーーーーーー
…………誰かいる。
ーーーー"瞳"
誰か………私を優しい笑顔で呼んでいる。それは、何にも変えられない程愛しくて………私は直ぐに分かった。
「巧………!」
私はーーーー、彼の胸に抱きついた。
「巧………っ、巧…………」
巧は必死に抱きついた私をその優しい腕で包み込む。
「やっぱり………私、巧じゃなきゃ……嫌だよ………」
ーーーー"瞳…………"
「好きなの…………今でも、とても好きなの………!」
誰よりも………何よりも。あなたが好きなの。
ねえ、お願い
私からもう二度と離れないで…………。