禁域―秘密の愛―【完】


ーーーーその時だった。

「………もしかして、瞳さん?」

前方から、いきなり声をかけられたのは。

「えっ?」

ハッとして顔をあげるとーーーー、そこには…………

「………し、翔季君!?」

なんと愛ちゃんの幼なじみで好きな人である翔季君がいた。

「やーーーっぱり!瞳さんじゃないですか!お久しぶりです!」

翔季君は、ぱぁっと明るい笑顔を浮かべるとカフェのテラス席の端っこに座ってた私の元へ近寄る。

昔と相変わらずミニチュアダックスフンドみたいな可愛らしい顔をしてるなぁ。良くも悪くも全然変わってない。

いや………そんなことより、どうして翔季君がここにいるんだろう?

「本当に、8年、7年………それくらいぶりですか?愛と瞳さんが高校卒業して以来ですもんね。懐かしいです、まさかこんな所で会えるとは」

「うん、私も翔季君が元気そうで安心した。で、でも、どうしてここに?今大阪にいるって………」

「あ、愛から聞きましたか、俺のこと?」






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