禁域―秘密の愛―【完】


「俺は、お前がずっと傍にいてくれるだけでいい。それは俺にとって本当に叶わないと信じて疑わなかった夢だったから。だから、お前は何も気にする必要はない。瞳と一緒にいれる未来のために、俺がやれることを精一杯やってるだけだ。ただ…………俺の傍にいてくれれば、それで」

「………っ、巧………」

「何も気にするな」

巧は優しく私の背中を撫でる。

ああ、私は………本当に巧が愛しい。たった一言で私の不安を全部取り除き、未来への光を見せる巧が………。

ずっと………好きで、好きで仕方ない。


「巧、大好きだよ………」

「………っ。全く瞳は…………、相変わらず反則だな。久々に会ったのもあって、そんなこと言われたらますますお前を離したくなくなる」

「離さないで………巧。今日は……このまま」

やっと………やっと、会えたんだ。
今日はこのまま一緒にいたい。


「………そうだな。俺も……お前といたい」

「………巧」

「夜更かしでもするか?」

巧はそう言うとイタズラっぽく微笑んだ。



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