禁域―秘密の愛―【完】
そして、今日は愛ちゃん家にお世話になることになった。
着替えも愛ちゃんのものを着せてもらって。
巧も、近くのショップに普段着を買いに行ってそれに着替えた。
「それにしても、久々だね。瞳と桐谷君と一緒なんてさ。なんか高校の時みたいで楽しくない?」
「そうだね!」
「ねえ、瞳。どうせだから、かれんちゃん達も呼ぼうよ!こんな機会滅多にないし!」
「うん!私は良いけど、でも………」
ーーーー巧はどうなんだろう?
巧は、かれんちゃんと私が仲良くなったのは、知ってるからかれんちゃんの事は、良いとして………藤咲君とは何かと衝突してたからなぁ。
「………藤咲のことか?」
「えっ!」
か、考えてることが見事にバレてる…………。
「別に、藤咲が嫌いとかそういうんじゃないからアイツが来ても気にしない。呼べばいい」
「そ、そっか………」
「ーーーーそうよ、瞳?」
すると愛ちゃんがお茶を置いたトレイを持ってきながら何やらニヤけ顏で巧を見ていた。