禁域―秘密の愛―【完】

「愛ちゃん………」

「だから………瞳のこと絶対に守りきってよね!そのためなら私、何でもあなた達に協力するから」

「………ああ。絶対にそうする。ありがとう」

「………っ」


今の………愛ちゃんの言葉で分かった気がした。

さっき……私が、泣いた理由…………。

「ひ、瞳!?泣いてるの!?」

「おい、瞳、言った側から………」

「っ、違うのっ…………。悲しくて泣いてるんじゃなくて…………」


ーーーーこの恋にも、ちゃんといたんだ。


「ちゃんと………、味方がいたんだって……思ったから」

そう思って………安心して、何だか張り詰めていた糸が切れたようで、泣いたんだ。

「………もう、瞳は………。何の心配してるのよ?当たり前でしょ?ずっと私は二人の味方よ」

「うんっ……ありがとう。愛ちゃん………」


< 497 / 714 >

この作品をシェア

pagetop