禁域―秘密の愛―【完】
ーーーー巧
私のたった一人の運命の人。
離れないよね?絶対に…………。
そう信じていた…………。
「ここを曲がると関口のアパートだな」
「うん、そう!」
だけど…………
「………え?」
そんな私達の願いはーーーー、目の前の曲がり角を曲がった途端に
「優………斗………?」
途端に、散っていったーーーー………。
…………セダンのフロントガラスから見えたのは
私達を愛ちゃん家のアパート前で無表情と共に待ち構えている優斗だった………。
「優………斗?」
「優………斗さん?」
巧と私は、思いもよらなかった優斗の登場に呆然と為す術もなく固まるしかなかった。